2019-11-02
宇宙の戯言
尖っている
わたしは、高級志向では決してないけど「ええもん」志向ではある。
常に「ええもん」を見極める力を磨いていたいし、
その判断基準も健全でありたい。
アーティストはすべてのことを俯瞰しながらバランスを取れる生き物であるべきだと考えるからだ。
この仕事をしていると一般の人が感じる「好き・嫌い」では物事を判断できなくなってくる。そもそも見ているところが違うから。
点ではなく、線で、面で、平面ではなく、立体的に物事を見ている。
アーティストは感覚が偏っていると思われがちだけど、それはある一点から見ると、そう見えるからだろう。
アーティストこそ視野広く意識高く常に感覚を研ぎ澄ませているもの。
常に、鋭く。
「尖っている」というのはそういうことだ。その先端には多くの人は入れない。わたしは、そこにいたい。